豊胸と言ったらシリコンを胸に入れる方法を思い浮かべる人が多いと思います。確かにそのような方法もありますが、最近主流になっているのはヒアルロン酸の注入による方法です。ヒアルロン酸の注入の場合、プチ豊胸と言ってせいぜい1カップぐらいのサイズアップが限界です。シリコンの場合はかなりのサイズアップができますが、日本人でそれほどのサイズアップを望む女性はいませんでした。
そこで手軽にできるヒアルロン酸の注入が盛んに行われています。手術は簡単で、局部麻酔をして、注射器で該当する場所にヒアルロン酸を入れるだけです。30分ほどで終わり、ダウンタイムもほとんどありません。手術による傷跡も残らないので、気軽にできる方法として若い人たちに人気です。
ヒアルロン酸の弱点は持続性のなさです。注入量が少ないと4か月ほどでその効果は実感できなくなります。多く入れていても、1年もすればほとんどが分解されてしまい、体内に吸収されています。そのため夏などに合わせて、毎年ヒアルロン酸を入れなくてはなりません。
しかしそれがメリットにもなり、形が気に入らなかったりした場合は、ある程度時間が経てば自然と治っていくため、修正のための手術などはいりません。一つだけ注意しておかなければならないのは、豊胸のために繰り返しヒアルロン酸を注入していると、その部分が硬くなったり、しこりができることがあるということです。特に健康上の問題はありませんが、気になる人は注意しておきましょう。